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割烹 音波(おとは)

  • 2003.07.17

  • グルメ



連載 第7回
  「夏=うなぎ」の方程式にあてはめて・・・ 『割烹 音波(おとは)』
今回のセレクト料理は・・・・

会席料理(桜) 4,000円
●あわびのスライス・揚げ物・椀物・刺身・鮎の石焼・デザート etc・・・


* 店 名:割烹 音波
* 場 所:岐阜市高野町1-3-1

* MY満足度:
  満足度5つ満点。1肉まんを1満足度としています。



新鮮素材には絶対の自信があります!
それは、食べてみればわかります!




▲お刺身:魚の良さは◎!



▲鮎やえび、野菜を石焼に
アツアツを召し上がれ!




▲あわびのスライス
アワビって、こんなにやわらかいの?



▲大将の笑顔はサイコー!
常連さんと和気藹々。




▲揚げ物の魚のプリプリ感は
食べた人じゃなきゃわかりません!
この「グルメ企画」も、いよいよ7回目。どう?そろそろランチ以外の時間帯で取材をしてみない?
そんな声が聞こえたか、そうでないかは定かじゃないけど、とにかく日も暮れかけた夕方からの取材スタートです!

ディナータイムの記念すべき第一回目のお店を選別。フランス料理、イタリア料理、中華料理、そして日本料理。そこは私たち「日本人」として、和食を語らず して何を語るんだ・・・、って勢いで、普段はなかなかチョイスしない「割烹料理屋」への挑戦に決定。夏もそこまで来ているし・・・うなぎが出そうなお店 を・・・。(お気軽チョイス・・・)

お店の中へ入ると、カウンターの中から元気な「いらっしゃいませー」の声が。大将の笑顔が、これまたステキ!
カウンターは、すでに常連さんでいっぱいに。役所や会社が密集していて、柳ケ瀬にも近いからか、顔なじみのお客さんが多いみたい。

お料理は・・・とにかくすごいぞっ。新鮮なお魚を使っているから、とにかく美味しい。それでもって、量も多い!いくら大食いの私たちでも、お腹がパンパン。でも・・・幸せ・・・。

笹の葉にくるまれた、なにやらそぼろらしきものを食べて・・・あったかいご飯が欲しくなっちゃいます。これが「鯛そぼろ」と聞き、だだくさそうに食べてい たことを反省。だって、高級魚の「鯛」よ!しかも、何時間もかけてじっくり作られたものなんですって!これぞ、職人の心意気ねっ!

お刺身・・・しゃきしゃきっとした白身魚と、トロッと口の中で溶けてしまう赤身。どれも新鮮だから、おいしいんです。グルメ番組のセリフを借りるなら、 「おさしみ、身がプリプリしていて、あまーい」といったところでしょうか?
あわびのスライスも絶品でした。アワビって、もっと硬くて弾力があるものかと思っていたのに、やわらかくて、ふっくらしていましたよ。味付けも薄味で、これなら、何枚でも食べられる!

メインは・・・川魚や野菜をふんだんに使った石焼。
土鍋に塩をたっぷり敷いて石を載せ、その上に食材が並んでいます。川魚は「鮎」。野菜はしいたけやねぎ、ししとう。海老も乗っていました。
鮎って、小骨が多いし、はらわた付近が苦いでしょ?実はちょっと苦手・・・。ましてやスーパーでパックになって売っている鮎は、とっても苦手。
でも、でも、全部食べれました!全部って、頭から尻尾まで全部ですよ。ちょっと背骨が硬かったけど、平気です。石焼のせいかな?香りがよくて、素材の味が きゅっと出ているようです。鮎の身がホクホクしていて、これなら鮎も大丈夫!克服できちゃいました。
石焼芋って、甘いでしょ?それと同じで、石焼にした野菜も甘かった。特性のつけだれがついてきますが、気がつけばみんな、何も付けずに食べてましたよ。

そうそう、このお店を選んだ本当の理由・・・うなぎですよ。夏ばてにならないようにとうなぎを食べたかったんです。ちゃーんと出ますよ、うなぎが。身が分 厚い!外がパリっとしていて、中がふわふわ。タレも甘辛くておいしい!お腹がいっぱいでも、絶対別バラで、ペロリと食べられますからね。

そのほかに、揚げ物や椀物が出て、お腹いっぱい。

会席料理を食べて、お魚をこんなにも意識したのは初めてかな?

今回は、「お誕生日だし、給料入ったし、ちょっと自分にご褒美」と、正当化して会席料理を食べてみましたが、もちろんお値打ちな定食や、一品料理も豊富です。
メニュー表を見て、その品数の多さに驚きですよ!

割烹 音波 詳細

岐阜市高野町1-3-1
Phone:058-264-0263
OPEN:AM11:00~PM14:00
     PM17:00~PM22:00
定休日:日曜日



上記掲載情報は取材当時のものです。
現在は変更されている可能性もあります。ご了承下さいませ。