夜は家庭料理とお酒の店を経営する母のもと、東京でケーキを学んだ若い女性スタッフ2人が、同じ物件にてカフェをOPEN。 古民家を改築したシンプルでモダンな内装、全く新しいスタイルのこのお店は、まさに大人のための空間。 特別な気分にさせてくれること間違い無し! 柳ケ瀬から少し離れた閑静な佇まい、通りに面した古民家にあるcafe midi。 柿渋染めの暖簾と若手芸術家に創ってもらった看板、メニューが描かれた黒板が目印だ。 midi・・・なんとも小気味良い響きのこの屋号は、仏語で正午を意味するという。 ゆったり、くつろいだ週末の午後。 大切な人と一緒に"わざわざ"ケーキを食べに訪れるのも悪くは無いだろう。
店の暖簾をくぐり、土間を通って靴を脱いだら、甘い香りとほのかな明かりが洩れる奥の間へ。 ボサノヴァが流れ、焼き菓子が並ぶカウンターに腰をおろし、オーナーである女性2人のもてなしをうける。
ケーキの味も小手先だけではない。 東京で菓子作りを学んだスタッフがお届けするこだわりの逸品だ。 フランスから取り寄せ厳選された素材使いと技術で手間暇かけて生み出される。 素材と真正面から向かいあったお菓子は、決して子供騙しではない。
本日のeat inメニューのケーキは、ビュッシュロン、シャルロットゥ・ポワール、ダックワーズ&ガトーウィークエンドゥの3種類。 ハロログルメ隊としてはもちろん、全種eat in!
ハート型に描かれたミルクの泡が浮ぶカフェラテを飲みながら、まずはビュッシュロンを一口・・・。 「n~n・・・・・濃厚。(鼻穴が広がる隊員H)」 シャンパンやブランデーともマッチしそうなコクのあるチョコレートケーキである。 「酸味のあるチョコレートを使用しました。サワークリームとバターにも酸味がきいています。生地もわざと舌にざらつくような触感にしました。フランスから 取り寄せたリキュール使いで香り高い大人のためのケーキです」
次に手をのばしたシャルロットゥ・ポワールは、淡いクリームイエローの優しい見栄え。 ビスキュイ生地に味と香りのはっきりした洋梨のババロアを入れたこのケーキは、店主のおすすめ商品。 冷やして食べるのが鉄則で「好みに応じて冷凍し、アイスクリーム風にしても美味しいです」とのこと。 「確かに洋梨のシャキシャキした触感といい、ババロアのまったりした風味といい、なんて素晴らしいハーモニ!!」 ハロロ隊員、御満悦である。
ガトーショコラ
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サクサクのミルフィーユ |
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