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豆茶

  • 2005.02.14

  • グルメ



連載 第18回
豆腐懐石のお店 「豆茶」
今回のセレクトメニューは・・・・

●如月2月の夜の旬懐石


* 店   名:豆腐懐石 豆茶
* 場   所:愛知県一宮市森本1ー10ー37
* 営業時間:
ランチタイム/11:30~14:30
ティータイム/14:30~17:00
ディナータイム/17:30~23:00
不定休

* MY満足度:
  満足度5つ満点。1肉まんを1満足度としています。



グルメ通りとは...?

岐阜県のお隣、愛知県の一宮市にあります。
飲食店が並んだ、聞くからにおいしそうな名前のこの通り。
いつから呼ばれだしたのか、グルメ通り。そこには和食・洋食・中華その他いろいろなお店がそろっているんです。
もともと、"食"が豊富な一宮。ココに位置するこの通りは、どこのお店もグルメなんです!

そんなグルメ通りにある、ここ「豆茶」は、
なんと、全てに豆腐を使用した懐石料理のお店!
一風変わった懐石料理に誰もが満足できますよ。

豆腐と湯葉をメインにした完全懐石料理のお店





豆茶は、豆腐と湯葉をメインにした
完全懐石料理のお店です。
ティータイムには、豆乳や豆腐を使ったSWEETSでお茶を頂くこともできます。


店内で月に何回か開催されるコンサートは、
ジャズやクラッシック、ボサノバ、オペラetc
様々な企画があります。

優雅に生演奏を聞きながら、
ヘルシーで美味しい豆腐料理を頂く、、、
ありそうでなかった提案に、お客さんの評判も上々です。

「お客さまに、心に残る時間を過ごしていただくための演出に力を入れています」と安田店長。
照明など店内の雰囲気作りにも工夫を凝らしています。


「豆茶」は、豆腐の製造会社がプロデュースしている店とあって、
新鮮で確かな食材を使った料理を楽しめるのも魅力のひとつ。
「毎日、出来たての豆腐が直送で届くので、常に新鮮な豆腐の料理をお出しすることができます」。
豆腐やSWEETSは「豆茶」の入り口にある「とうふファクトリー豆の木」にて購入もできます。

月ごとにかわる旬懐石のメニューは、昼は2、000円、夜はメインの3,500円のコースがあります。
夜の5,000円と8,000円のコースのみ、予約が必要です。

2005年3月からは単品メニューもスタート。
豆腐の3種盛り(季節豆腐etc)(500円)、生湯葉のお刺身と旬の盛り合わせ(700~1200円)、豆腐のシュウマイ(600円)、湯葉春巻きのサ ラダ(780円)等、多彩なメニューで美味しい料理を提案しています。


入口





初めての食感?!大和芋の豆腐です。
もったりした豆腐はヤミツキ!!!


柚子釜とうふの梅肉ディップ
柚子の器もかわいい!酸味が利いて
さっぱり。香りもいいんですよ。


湯葉春巻きのサラダ
中のごま豆腐もまろやかでおいしい!


デザートは日替わり
これぞ、まさに豆腐づくし!
早速、2月の旬懐石の中から店長オススメの料理を食べてみました!

ひとつひとつのメニューに余すところなく豆腐や豆乳が使われ、アイデアには驚きです!
"さっぱりヘルシー"というだけでは終わりません。
調理の工夫やボリュームが計算されていて、女性だけでなく男性も十分に楽しむことができるメニューになっています。
まずは、春の訪れを待ちわびるような彩りが愛らしい前菜3種。
まずは、春の訪れを待ちわびるような彩りが愛らしい前菜3種。
「柚子釜とうふの梅肉ディップ、湯葉春巻きのサラダ、大和芋のお豆腐と菜の花からし味噌」

趣向をこらした料理で、ひとつひとつの素材を楽しみながら食べられます。
会話が弾むことまちがいなし!

湯葉春巻きは、湯葉の歯応えと中のまろやかなごま豆腐がベストマッチ!
柚子釜とうふも、柚子の香りと、梅の酸味でさっぱりといただけます。
私は始めて食した、香り豊かでねばりがある「大和芋の豆腐」にはまりました。
他にもよもぎ、南瓜、わさび、じねんじょ、、、、いろいろあるそうです。
豆腐ってバリエーション豊かなんですよ~!


次に煮物。「地鶏と豆腐の豆乳シチュー仕立て」
焼いた春巻きの皮をお皿のようにして、煮物が盛ってあります。
胡麻豆腐、三河地鶏、ブロッコリーと人参を豆乳でじっくり煮込んだ洋食感覚の料理。

豆乳でまろやかな仕上がり。
春巻きの皮まで全部食られ、新鮮でした。

小鍋は「手作り温豆腐 豆茶風」。  
出てきた小鍋の中には、白い液体が...?
蓋を閉め火をつけて数分...
火が消えてみると、なんとそこには出来たて豆腐が!!
自分で作る(?)なんとも新感覚な温豆腐!
何より、自分で豆腐作る(といっても見てるだけ)が楽しいのです。

富山産の黒部農協のエンレイ大豆と沖縄産の天然のにがりを使用。
ツルンとのどごし豊かで、甘味がストレートに伝わる美味しい温豆腐でした。
熱して出来上がった豆腐は、生姜、出汁、片栗粉でといた「ぎんあん」につけて食べます。
ぎんあんの中には黄色の甘湯葉(最後の段階でとれる湯葉)が入っていて、
彩りと味に個性が上手く生かされています。 

最初は液体?!
中身は豆乳とにがり。火をつけます。
火が消えると...
固まった!
中には甘湯葉が、味も上品!
その場で出来る豆腐には感動ですよ!!
出来たての豆腐は
コレで食べます!

最後は甘味!豆乳のデザート盛り合わせです。
こんな所にも「豆腐」はシッカリと使われています。
女性に嬉しいヘルシーデザートは種類も豊富な盛り合わせは、日替わりだそうです。
甘いもの好きに嬉しいボリュームです!

豆乳のラズベリーアイスクリーム、豆乳のチーズスフレ、豆乳のフルーツロールケーキ、豆乳のティラミスの4種。女性に人気の豆乳を使ったSWEETSで す。甘過ぎず、まろやかな優しい風味。口当たりも軽いのでいくらでも食べられます。

店長オススメの豆乳のコルネも、
生地はサクサク、クリームもさっぱりして上品な味わいでした!

 美味しい食事とメモリアルな時を過ごしたい方は「豆腐懐石 豆茶」へどうぞ。
☆如月2月の夜の旬懐石
メインの3,500円のメニューを紹介します。
旬の食材を使うので、月ごとにメニューはかわります。
(要予約で、5,000円、8,000円のコースも有)
 
前菜3種
柚子釜とうふの梅肉ディップ
湯葉春巻きのサラダ
大和芋のお豆腐と菜の花からし味噌
椀物
湯葉の精進包みのお吸い物
焼物
豆腐の備長炭直火田楽三種
煮物
地鶏と豆腐の豆乳シチュー仕立て
小鍋
手作り温豆腐 豆茶風
揚物
里芋と豆腐の明石焼風とたらの芽の東寺巻
酢物
汲み上げ湯葉とめかぶの土佐酢かけ
飯物
五穀米
あしらえ
胡瓜のにがり漬け、湯葉のおかか和え、豆腐の金山寺和え
水物
赤だし
甘味
豆乳のデザート盛り合わせとお飲み物

全ての料理に豆腐を使っている事が信じられないくらい、ひとつひとつ個性的!
「これ全部に豆腐が...?!」と思わせるくらい様々な料理。飽きさせないメニューには驚きでした。
味も心配りも素敵な「豆茶」皆さんも是非行ってみて下さい!


豆腐懐石 豆茶 詳細
ランチタイム/11:30~14:30
ティータイム/14:30~17:00
ディナータイム/17:30~23:00
不定休

愛知県一宮市森本1ー10ー37
TEL(0586)26ー1181
FAX(0586)26ー1191
URL http://www.kirazu.co.jp

上記掲載情報は取材当時のものです。
現在は変更されている可能性もあります。ご了承下さいませ。