「おもてなしの気持ちを!」国際ホテル&語り舞チーム、
心を一つにして今年も開催。その空気が感じられ、皆ボルテージが上がります。
毎年開催時期に頭を悩ませるのですが、今年は4月25日水曜日。桜の季節が今年は少し遅れ、春といっても寒さを感じる日が多い。雨降りも周期的にやってくる。そんな中、当日は
太陽が照りつけ、初夏のような陽気に恵まれました。 「年に一度の私の贅沢日」と言って訪れて下さるお客様もいらっしゃいます。
毎回料理長が工夫して下さるメニュー。今年のお品書きには『末広がる摘菜花』と書かれていたり、『紅花のあんかけ』が登場したりと、お客様から喜びの声が聞かれました。アンケートには、「きれいでおいしかった」「演目に合わせたメニューが素敵。デザートが春らしく良かった」などと書かれていました。
今回の語り舞 源氏女人抄『末摘花』は、光源氏が愛した女性の中で唯一、醜女=シコメ(容姿のよくない女性)の物語。皆様の心にどう映ったのでしょうか。
国際ホテル公演の写真とお客様の声を少しご紹介します。
物語を読み、イメージしていた末摘花の姫とのやりとりが、また違った景色として心に刻まれました。
普通の恋とは少し違う恋の形も、
すばらしい恋なのですね。
淡々とした信条、変わらないことの良さが心に残ります。
みにくい姫だけど、自分をしっかり持っている凛とした女性だと感じた。
光源氏が初めて末摘花の顔を見たり、三年後の末摘花のシーンが特に引き込まれました。
春の桜に改めて日本の美をかみしめるこの時期に、お料理を含め、舞、語り、演出、内容全てから日本の美を味わえて、とても心地よい空間でした。
さまざまに感想をいただき、ありがとうございました。すでにホテルスタッフと「次回いつにしましょう」と思案中です。
決まりましたら、ホームページでお知らせいたします。