語り舞7thライブ

2013年10月25日(金) 名古屋市北文化小劇場


語り舞7thライブ、皆様のお力添えをいただき、無事に公演を務めることができました。

台風の直撃予想ニュースが入る中、一週間ほど前から開催に関する問い合わせをいただくなど、当日まで心配がたえませんでしたが、直撃は免れ、劇場周辺は不思議なほど雨風のない状態で開演時間をむかえました。

三作品を一度に上演するということは、舞台に関わって下さる方の労力も大きく、またご覧下さる皆様からのご意見も賛否あることと承知しながら、挑戦をさせていただきました。

「それぞれの姫の心情を、作品に描かれているものを、それぞれ色濃くお届けしたい!」という思いでしたが、いかがでしたでしょうか。
次の段階に進められたら…。
気持ちを新たに精進してまいりたいと思います。



当日のパンフレットの挨拶文と、公演写真、頂いたアンケートから感想の一部をご紹介させていただきます。



第一章
語り舞 源氏女人抄

朧月夜


第二章
語り舞 源氏女人抄

明石の君


第三章
語り舞 源氏女人抄

夕顔





30代女性
今回2度目。前回より迫力が増し、釘付けでした。和歌のあと、わかりやすい現代語が入り、初めての人にも若い人にも理解しやすいと感じ、古典を学んでいる中高生にも是非!と思いながら観ていました。
40代男性
初めて。「明石の君」の心の変化がヒリヒリするほどの「思い」と共に演じられており、ステキでした。
60代女性
今、源氏クラブを作って、インターネットで原文で勉強中。「若菜上」まできました。明石の君の御子の運命やいかにで終わって今日の場面は、今につながり感慨深く感じました。
40代女性
新聞を見て、初めてきました。夕顔の舞台セットいい雰囲気。内容も夕顔のキャラクターも、もののけの語りも好き。
30代男性
最初はどういう見方をしたらよいのか戸惑ったが、まずは語りに耳を澄ませ、情景を想像し、脳内のイメージを舞いの所作に重ね合わせてみました。そうすると、まるで演劇を見ているみたいに、松本さんが一人何役にも見えました。
60代女性
聴き易く、理解し易く訳してあり、学生時代に夢中になった「源氏」をまた思い出しました。舞に武原はんのような、何か温かく感じる柔らかさとふっくらとした姿があると、一層源氏の平安朝のしぐさがでたのでは。


貴重なご意見、ご感想をいただきました。研究・研鑚を重ね、また心も磨いていきたいと思います。
本当にありがとうございました。