語り舞12thライブ この愛よ永遠に…

2022.4.10(日) 名古屋・興正寺 竹翠亭

冬の開催予定から延期となっていた公演ですが、春の花々や吹く風等、万物の力をいただいて、無事開催いたしました。

竹翠亭の入口では、真っ白な綿帽子のような姫りんごの花がお出迎え、お客様の顔が晴れやかになった瞬間でした。私自身、心が軽くなって門をくぐりました。

竹翠亭で一昨年初めて語り舞をした時、この空間で、地唄舞の茶音頭をご覧頂きたいと思っておりました。

今回、茶音頭と語り舞の二本立てで、しかも2回公演と、スタッフや竹翠亭の皆様にも奮闘いただきました。

日本家屋の限られた空間で、目の前にお客様がお出でになるという大変な緊張感の中でしたが、差し込む陽の光、風に揺られて葉が一枚落ちてゆく様、鳥の鳴き声、すべてが効果となり、表現することの喜びを感じる時となりました。


常滑市50代女性
茶音頭 お茶室で繰り広げられているのが興味深く、茶道具があたかも存在しているかのよう。
阿久比町30代女性
どちらも初めてみましたが、仕草や視線からとても感情が伝わり、つい見入ってしまいました。
名古屋市50代女性
御簾越しの六条御息所の演技は圧巻だった。

 

茶音頭

茶音頭

 

夕顔

夕顔