舞と語りを融合した一人舞台「語り舞」の出雲草さん=岐阜市在住=が、同市長良福土山の三甲美術館で「源氏女人抄 末摘花」を上演し、庭園の紅葉を背景にあでやかな源氏の世界をみせた。
出雲さんは、十四年前から地唄舞の名手出雲蓉さんに師事する舞踊家。
松本亜梨の名で岐阜ラジオの番組「ゆうかんHOTタイム」のパーソナリティを務めるなど、語りの勉強を続けてきたことから、七年前に独自の「語り舞」を始めた。
今回は、三甲美術館の主宰で、紅葉が盛りの庭園と茶室「甲子庵」を舞台に上演。脚本家岡本一彦さんの台本・演出、蓉さんの振り付けで、りりしい源氏や初々しい末摘花を、表現力豊かな語りと、しっとりとした舞で披露した。
今年も、10月25日(土) 三甲美術館にて公演いたします。
お楽しみに!!
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