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第五回
三甲美術館公演のご報告
毎年紅葉の頃に合わせての公演、5回目も好天に恵まれ、庭園自慢のドウダンツツジも真っ赤に染まり最高の舞台背景でした。
作品は、語り舞源氏女人抄 「末摘花」 1時間に及ぶ公演、多くのお客様がご覧下さり、アンケートにも様々なご感想、ご意見をいただきました。
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ご覧いただいた方のご意見・ご感想 |
【京都 30代女性】
すばらしいと思いました。「源氏物語か・・・なんかドロドロしているんだろうな・・・」と思っていたのですが、ちゃんと読んでみないうちには分からないなあ!と思いました。それ程、草さんの全身が1つの文芸を表現されていて、物語の中に知らぬまに入っていっておりました。
舞も語りも、タイミングも、音も、場面転換もいいなあ、と思いました。目が印象的でした。目はやはり重要ですね。美しいな、と思いました。末摘花も然り。他の作品も観たくなりました。
ご意見 なぜもっと若い人達に声をかけられないのかしら・・・と思いました。
草の一言(そうなんです。どうしたら若い人達にも足を運んでいただけるのでしょうか。只今、思案中・・・)
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【愛知 60代女性】
光源氏はただ好色な人ぐらいに思っていましたが、いい人なんだなーと思いを改めました。あの時代のゆったりとした時間の流れ、女性のつつましやかな動作や話しぶり、本を読むよりぐんと説得力がありますね。
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【岐阜市50代女性】
物語のわかり易さと、動きのなめらかさが印象に残りました。表現は適切ではないかもしれませんが、「見る朗読ラジオドラマ」とでも言いましょうか。語りを聞きつつ、想像の世界が色あざやかに広がりました。
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台本・演出
振付・指導
振付 |
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岡本 一彦
出雲 蓉
出雲 草 |
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今は亡き常陸宮の姫君が、天涯孤独の身となってひとりさびしく暮らしている・・・と聞いた光源氏は、
いつものように好き心を動かされ、早速に文をおつかわしになります。
しかし、世慣れせぬ姫君は心を開こうとしません。
あの手この手でやっと姫君への思いを果たした光源氏は、ある朝、雪あかりに映し出された姫君の容貌を見て・・・
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